OVERVIEW

いくつかの小さい部屋と、中部屋、それらを繋ぐ一つの広い部屋で構成された6Fは、中央にビルの廃材から作られたアルミのオブジェが突き刺さっていた。その機械仕掛けの植物の根のようにも見える立体物は、一つ上の7Fの床に描かれた魔方陣の真下に配置されていた。大きく空間を横断する、パーティデコレーションで見られるこのようなオブジェの配置は、パーティから切り離されてより際立った怪しさと不可解さを印象づけていた。クラブカルチャー、ライブペイント、グラフィティ、ストリートアート、イラストレーション、コンテンポラリーアート、マンガ等の背景を持つそれぞれの表現は、ときに融合し、ときに分離しながらも、空間やジャンルそのものを大きく横断していた。

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